蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

満月の七夕

今日は二十四節気の一つ「小暑」で五節句の中の「七夕」。しかも「満月」の夜でもあります。

昼間から雲が多目ながらも陽射しが見え隠れして、東京地方での日中の最高気温は31.5℃まで上がって「真夏日」を記録しました。

今夜の空模様はどんな具合かなと少しばかり気にしていたのですが、夜になっても雲の量自体はあまり変わり映えしない感じ。

ただ今日の雲は空全体を覆ってしまう層雲ではなく、量は多くてもどんどん流れて行く積雲ばかりなので、雲の切れ間から時折顔を覗かせる真ん丸なお月様を眺める事が出来ています。

それにしても「七夕」と「満月」が重なる夜というのは、何でも四十数年ぶりだかになるという比較的珍しい出来事なのだとか。

そう思ってみると、チラチラとではあっても今夜の月が見られるというのは、とてもありがたい事なのだなあ・・・という気がして来ます。

窓を一杯に開けて自然が演出してくれた偶然の妙を愉しみながら、部屋の中に流れていたのはミケランジェリの弾いたドビュッシーの「前奏曲集」だったのでした。