蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

晩秋の好日

昨日は二十四節気の「小雪」なる呼称に相応(ふさわ)しくまるで真冬の様な寒さでしたが、今日は一転ポカポカとした「小春日和」に恵まれました。

せっかくの“快適な休日”なのですから、家でじっとしているとバチが当たります。丸の内の大型書店まで足を伸ばしてみる事にしました。

1階の経済・ビジネス書、2階の人文・社会書、3階の理工書・語学書とゆっくり各フロアを巡回し、最後に4階の洋書・文具フロアで少しばかりの買い物を。

せっかくだからと東京駅を通り抜けて、八重洲側の大型書店も覗いておく事に。こちらは真っ直ぐ5階の文庫・新書のフロアに向かって充実の品揃えを検分。

しばし時間を忘れて書架の間をあちらこちらと徘徊し、今日は先月出たばかりの新書を1冊選んでおきました。筑紫哲也氏の『若き友人たちへ』(集英社新書)です。

久しぶりに新刊書店で“新しいインクの匂い”を堪能したせいか、少し歩きたい気分になってそのまま有楽町までブラブラ。大型CD店で新譜を中心にあれこれ眺めて愉しんだ後、すっかり陽の落ちた街を後にしたのでした。

・・・何だかまるで絵に描いた様な“晩秋の好日”でしたねぇ。

若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B)

若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B)