蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

2010年・元旦

あけましておめでとうございます。

平成22年「睦月の朔日」の東京地方、夜の内はキリリと引き締まった風情で満月が輝き、日中はカラリとした晴天に恵まれ、お天気については稀に見る上々の元日となりました。

今年も例年通り、ユックリと起きたら年賀状のチェックをして追加の年賀状を書き、ポストへ投函するついでに近所の神社で初詣を済ませて、後は自宅で分厚い新聞に眼を通したり音楽に耳を傾けたり。

・・・と、今年もこの「まったり定型パターン」を踏襲すれば良いかなと考えていたのですが、窓から射し込む陽射しはあまりに明るく透明で空はどこまでも蒼く澄みきっており、部屋の中でジッとしているには何とも勿体無い感じです。

そこで今日行けば混雑しているのは承知の上で、池上本門寺まで足を伸ばしてみる事にしました。表参道から眺めると参拝客の列は長い石段の遥か手前まで続いていたので、そそくさと脇道に逸れて裏手から境内へ。

当然ながら本堂へのお参りは“後日の楽しみ”に取っておいて、今日はこの時期しか開陳されない小さなお堂や霊廟を観て回ったり、よく手入れされた植え込みを眺めてみたり裏山をトレッキング気分で散策してみたり。

さらに日没時には展望台に上ってクッキリと紫に浮かぶ富士山のシルエットを心行くまで堪能したりと、今日の素晴らしい天気を本当に十二分に味わい、愉しみ、また肌で感じる事が出来ました。

よく歩いてカラダが温まっていたせいか、夕食前に飲んだビールの美味しかったこと!

皆様の「2010年の振り出し」はどんな具合でしたか?

どうか本年も宜しくお願い致します。