蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

風邪引日記

日頃まるっきりの病院知らずで、病院の門をくぐったのは20年近く前に歯医者さんに行ったのが最後・・・などと、先日知人の前で豪語していたところが、先週末にすっかり風邪をこじらせてしまってとうとう健康保険証のお世話になってしまいました。

思えば金曜の夜から随分冷え込むなぁ・・・と普段より厚着をしていたのですけれども、既にそれが発症の先触れだったのでした。

土曜日は朝起きると同時に強い悪寒を感じて、アレ・・・風邪引いたかな?と体温を測ってみたところ36度8分という微熱。

「こんなのは熱がある内に入らん!」とそのまま起きて食事を摂ってコーヒーを愉しみ、普通ならこココで体が温まってホッと一息付くところなのですが、どうも悪寒が抜けません。

何だか熱っぽさも増している様なので再度検温してみると・・・1時間程の間に37度8分まで急上昇しています。

ただ個人的に37度台の内はあまり熱だ熱だと騒ぎ立てるものではないと思っているので、念のために買い置きの総合感冒薬から一包を含んでみたところ、たちまち36度9分まで降下。最近の市販薬は高性能です。

さてそうは言っても一応熱のあるカラダですからさすがに神保町歩きは中止にして、隣町のスーパーまで食料品その他の買い出しに出掛ける事にしたのです。

ところが買い物をしている間にもどんどん具合が悪化して行く感じで、必要なものを買い揃えて家に帰り着いた時にはもうグッタリのヘトヘト。すぐに検温してみると更に38度6分まで大幅ジャンプ・アップ。

その後は買って来た食材で簡単に食事をして速攻で布団の中へ。結局そのまま月曜の朝までを布団の中で過ごすハメになりました。

月曜の午前中を半休にして近所の病院へ行くと、まずは鼻に長い綿棒みたいなものを入れてのインフルエンザ検査。15分ほどで結果が出たのを聞けば「インフルエンザではなくただの風邪ですね~。金曜から症状が出ていたとするともうピークは過ぎていますから、一応解熱剤だけ処方しておきましょう」・・・という事でした。

金曜日に「おかしいな」と思った時点でお医者さんのもとに駆け込んでおけば、または土曜日の朝微熱を発見した時点で行っておけば、この土日を高熱で棒に振る事もなかった・・・という訳です。

最後の最後に少しばかり賢くなった如月の締めでした・・・と言いたいところですが、閏年でしたね。今年は明日が「如月の晦日」です。