蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

皐月の朔日

今日5月1日は雑節のひとつ「八十八夜」でもあります。そう、「夏も近付く八十八夜♪」と唄われているアレですね。

立春から数えて「88日目」で暦の上ではこの日が春と夏との境目とされており、また霜害の危険性がグッと減って来るということで、農業においてはいろいろな作業を始める目安ともなっている一日です。

ここ東京地方では日中の最高気温も22.8℃と、昨日一昨日に比べると体感的にもやや暖かさが落ち着いてきた感じ。心なしか街行く人々の「半袖率」も、今日は若干低めだった様な気がします。

さて夕方帰宅すると集合ポストの中には何やら派手な包装紙。取り出してみると先日ネットで注文しておいた書籍が届いていました。

イマドキのネット古書店らしく薄いビニール袋一枚の簡素きわまる包装。運送の過程で書籍本体に何らかのダメージがあったとしても「お構いなし」といった風情です。

開封して中を検めてみれば案の定、本のカドには落下痕とみられる傷跡がクッキリ。全体的なコンディションは決して悪くないだけに何とも残念なところでした。

送料の問題などでやむを得ない部分もあるのでしょうが、個人的には老舗古書店に多く見られる入念かつ堅牢な梱包をより好ましく感じています。

・・・ともあれ、今日からまた新しい月の始まり。明後日からは大型連休の後半もスタートです!