英文法の問題集
今日は天気が良かったので、午後から近所の “チェーンストア系新古書店” へ足を運んで店内をブラブラしていました。
いつもの様に文庫・新書のコーナーをチェックしていたのですが食指の動くものが見当たらず、そのまま並びにあった受験参考書のコーナーを何となく眺めていたのです。
そういえば先日読了した『一生モノの英語勉強法』（祥伝社新書）には、英文法は気に入った問題集を見付けて１冊使い倒すべし、といった趣旨の事が書いてあったなぁと思い出してしばしの検分。
中から新刊書店の受験参考書コーナーで平積みされているのをよく見掛ける一冊を手に取って、デタラメに開いたページに載っていた問題を拾い読みしつつ幾つか解いてみると・・・あれ？なかなか面白いじゃありませんか。
設問のすぐ下に間違い易いと思われるポイントについての解説が挿入されているのですが、これが実に的確で要領を得ているのです。
その後も適当なページを開いては同じ事を繰り返し、その度に痒いところに手が届く感じを味わって、ホンの十数分の立ち読みですっかり気に入ってしまいました。
Ｂ６判という比較的コンパクトなサイズながら３００ページを超える結構なボリューム。英文法知識の整理と定着を図りつつ学習のプロセスを愉しむには充分な「量と質」が確保されていると言えそうです。
カバーの折り返し部分に記載されていた奥付情報を見ると、初版が刊行されたのが１９６６年で今手にしているのは２０１０年の４訂版となっていますから、押しも押されもしない相当なロングセラー。
何だか読み始めると結構ハマってしまいそうな気のする一冊、原仙作著／中原道喜補訂『英文法標準問題精講』（旺文社）が我が家にやって来た水無月の休日（「父の日」）だったのでした。
