蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

エディタの解説書

今専ら使っているテキスト・エディタは、Linux 導入時に予めプレ・インストールされていた gedit というアプリケーションです。

とてもシンプルなインターフェイスながら必要最低限の機能はひと通り備えており、普段のテキスト・ファイル作成には充分なソフトウェアといえます。

しかしながら更に Linux 環境に於ける「ならでは感」を満喫しようと思ったら、そこはやはり有名な vim だの Emacs だのを使ってみたくなって来るのが人情。

なので、vim については最初にターミナルを使った時に立ち上げてみたのは勿論、Emacs も真っ先にインストールしておいたソフトの一つです。

しかしこれらのアプリケーションは何れも「直観的に何となく使ってみる」という事の出来ないタイプの、非常にクセの強い操作性を持っている事でもつとに有名。

実際、起動して少々あちこちを触ってみた位ではベーシックな操作すらままならないのは、一度でも独学で使ってみた事のある方なら誰しも経験済みなのではないかと思います。

・・・さて、そこで今日のこと。帰り路に神保町まで足を延ばして顔馴染みの理工書専門店へ立ち寄りました。

久しぶりに地下にあるコンピュータ関連書籍の棚を眺めてみると、ちょうど Emacs の入門書が1冊。B5判で500ページ近い結構なボリュームですが定評のある翻訳書です。

読み切れるかな・・・と暫し躊躇したものの、こういった手引書でも無ければ使い始めるには至らないだろうな、というのも明らかだったのでここは持ち帰っておく事に。

2007年に刊行された『入門 GNU Emacs 第3版』(オライリー・ジャパン)が我が家にやって来た皐月の夜だったのでした。

入門 GNU Emacs 第3版

入門 GNU Emacs 第3版