蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

雷雨と降雹

東京地方の都心部では午後から堰を切った様な雷雨、そして多摩地域では雹(ひょう)が積もるという大変なシビア・ウェザーに見舞われた一日でした。

上空に強い寒気が入って大気の状態が非常に不安定、というのは昨日の気象情報でも何度となく耳にしていましたが、この時期に「雪掻き」ならぬ「雹掻き」が必要になる程積もった映像というのは初めて見ました。

何より衝撃的だったのは、道路の上を大量の雹が流れていく映像でしょうか。降り積もった雹がその後に降った雨に流されて排水口を塞いでしまい冠水したのだという事ですが、ニュース等で報じられていたのはまるで台風時のような惨状。

もちろんTVですから一番「激しく」見える部分だけを選んで放送しているのでしょうけれども、それにしても驚いてしまう映像でした。

そんな一日でしたが、夜になってからはこの小嵐のお陰ですっかり冷まされた空気が柔らかくて肌に気持ち良く、窓を開け放って部屋に風を入れると実に快適。

しかもこの悪天に加え、明日未明に行われる WC 中継を観るために早く帰った人も多いのか、自宅前の幹線道路を走るクルマの数が普段より少なめでとても静かです。

昼間とは打って変わって静かで快適な夜を、「怪我の功名」とばかりに満喫していた水無月の夜だったのでした。