蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

文月の晦日

どうも肩や背中が痛いなぁ・…・と思っていたのが先週末のこと。

今週の月曜には右の胸・脇・背中に幾つかの赤い発疹が現れ、火曜日はそれらの発疹に水疱がビッシリと。

こりゃイカン・・・と今日近所の皮膚科を受診してみれば、診断結果はほぼ即答で「帯状疱疹ですね」ということでした。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)」。何となくどこかで耳にした記憶がある様な無い様な・・・という程度の認識でしたが、お医者様から頂いた小冊子にはとても判り易い説明が記されていました。

小さい頃に罹(かか)った「水疱瘡(みずぼうそう)」、あの病気を引き起こした「水痘(すいとう)・帯状疱疹ウィルス」は症状が回復した後も体内の神経節にジッと潜(ひそ)んでいるらしいのです。

そして苦節何十年・・・疲労やらストレスやらによって抵抗力が低下したタイミングを見計らってある日突然ウィルスが活発化し、その結果症状として現れるのが「帯状疱疹」なのだと。

つまり言ってみれば「オトナ版再発水疱瘡」という事で、正体が判ってしまえばなぁんだ・・・という感じがしなくもないのですけれども、背中・肩・胸などに強い痛みを伴う症状は決しラクなものではありません。

処方して頂いた沢山の薬を服用し、今夜はだいぶ症状が落ち着いています。発疹が消えても稀に神経痛のカタチで痛みが残る場合もあるらしいので、とにかく薬をキチンと服用しておく事が肝要とか。

・・・思わぬ発病で薬と共に暮れ行く「文月の晦日」となりました。