蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

ヘアカット

台風が来ない内に・・・と思って近所の床屋さんまでブラブラ。

到着してみると他の方も同じ事を考えていた様で店内は結構な混み具合でしたが、特に急ぐ程の理由も無いので据え置きの新聞でも読みながら待つことにしました。

ツールにドッカリ腰を落ち着けて今日の朝刊を社会面まで読み終えると既に私の一つ前の方がカット中。そこで続いてスポーツ紙を取り上げてこれも1面から。

こちらをおよそ半分ほど読み終えたところでカットの順番が回って来ました。「今日はどうしましょう?」と尋ねられしばし考えてからヒトコト。「今のスティングと同じ頭に」。

店長はニヤニヤしながら、「あー、あそこまで極端にするとちょっとアレですから、不自然でない範囲で可能な限りショートにしてみましょう」と穏当極まりないお言葉。

でもホントはあの手のヘア・スタイルって、ガタイの方もギリシャ彫刻風に均整が取れていないとなかなかサマになんないんですよね〜とか減らず口を叩くところへ、そこを何とかするのがプロでしょう、などと返しながら順調にカット。

「こんなもんでどうでしょ」となったところで鏡の中に鎮座していたのは、和製スティングならぬただの五分刈り男子だった事は言うまでもありませんけれども。

まぁこんなもんでしょうねぇ・・・と笑いながら、後はレジの脇で音楽話に花を咲かせてからユルリと帰途についたのでした。何だかんだで滞店時間は約2時間強。馴染みになると髪を切りに行くのもまた愉しいものです。