新しいマグ・カップ
きのう所用があって隣街まで出掛けたついでに、駅ビルに隣接した商業施設内をブラブラしていました。
特別な用事があるでもなく気ままなウィンドウ・ショッピングのつもりで歩いていると、これまでに何度か立ち寄ったことのある中南米産の小物を扱っているお店の前で足の動きがストップ。
時々食器やアクセサリー等を買い求めるショップなのですが、特にここで購入した陶器類は素朴な質感と独特の味わいが魅力で愛用しているのです。
今回目に留まったのはちょっと大きめのマグ・カップ。地にブルーとブラウンを基調としたものが1つずつ並んでおり、意匠はどちらも同一ながらそれぞれの佇まいが好ましい。
何の気なしにその内のひとつを取り上げてみると、持ち手に指を掛けた途端スッと手に馴染む感覚がありました。
続いて左手も添えてカップ全体を両手で包み込んでみれば実にキモチの良い一体感。要するにサイズと重さと風合いが掌にジャスト・フィットしたという事ですね。
普段使いの食器というのはデザインとかましてや価格などではなく、持った時いかに手に馴染むかで愛用度が決まってしまいますから、これはまたとない出遭いかも知れません。
・・・という訳で、今朝のコーヒーはこの新しいブラウンのマグ・カップで愉しみました。これまで使っていたカップ2杯分の量が一度に注げる「ゆったりサイズ」にタップリと。
小さめのカップに比べると香りはやや拡散する感じですけれども、立ち上る湯気の中に顔を埋(うず)めるフィーリングはビッグ・サイズならではのもの。
朝のひとときのちょっとした気分転換、まずは大成功!といったところでしょうか。