眼鏡の話 4
近所の眼鏡チェーン店で先週注文しておいた、自宅用の「近々用眼鏡」を受け取って来ました。
当日(8日)は雨が降ったり止んだりという生憎の空模様だったので、鞄の中に折畳み傘を入れて散歩がてらにブラブラと。
店舗に到着して来意を告げると、注文時に対応して下さった店員さんが出てきて笑顔で「お待ちしておりました」。
まずは前回店内に在庫がなくて他店から取り寄せて貰っていた色違いのフレームを拝見して検討。黒に近いグレーと濃紺に近いブルーでパッと見は大差無い様にも見えるのですが、まぁニュアンスの違い・・・といったところでしょうか。
せっかくなので取り寄せて頂いたブルーの方に決めると、「ではこれからレンズを研磨して完成品を作ります」との事。仕上がりを待つ間は再び店内のフレームをあれこれ眺めて愉しみます。
およそ20分程で「出来上がりました」の声。続いてはカウンターに座ってのフィッティング作業へ移行です。
「遠近用」を作った時はフレーム選択時と完成品が出来てからの2度に渡る入念なフィッティングでしたけれども、こちらでは完成後の1回のみと比較的あっさり目。それでも3度4度と掛けては外しを繰り返して「これでどうでしょう」と。
フィッティングが終わると、テスト用の活字や大判の雑誌などを手元と40〜50センチ先両方の距離で読ませて下さり、「見え方に違和感は無いですか?」。
最後は簡単にアフター・フォローの説明があって、無事「ありがとうございました」への運びとなりました。
帰宅して早速デスクで使い始めてみると、まぁ本のページと PC ディスプレイ、それからデスク脇の書架に並べている書籍や CD の背文字の見易いこと見易いこと。
特に読書時における手元の視界の広がりは「劇的」と言っても良い程で、遠近使用時の不自然な「下目遣い」の環境からようやく解放されました。
・・・ふぅ。どうやらこれで当面は、通常の生活シーンの中で眼鏡の心配をする必要は無さそうです。まぁ暫くは “近々用のままでオモテに出てしまう” なんていう失態は多々ありそうですけれどもね。