アップグレード

アップデイト・マネジャーを開くとその度に促されるし、ネットに繋いでると薮から棒にポップアップ・バナーが立ち上がって「どうする？」と尋ねられる。

やりますやりますとクリックすると「あなたのタイプの PC はもうフォローしてないから動作が緩慢になるかもよ」と警告メッセージが出て、じゃあやっぱり止めときます・・・となった事態が何度か。

Ubuntu のヴァージョン・アップへの案内がこんな具合にウルサイのでどうしようかなぁと考えていたのですが、まぁ試しにやってみるか・・・と本日アップグレードを実行してみました。

各種ダウンロードからインストールまで全てのプロセスが終了するまで凡そ４時間弱。その間は別段やる事もなく放っておくだけなので、夕食を食べたりお風呂に入ったり家事をあれこれ。

夜も更けてからようやく全過程が終了したので早速再起動してみると・・・うわわわ何だこりゃ・・・重い。確かに「重くなるよ」と警告は出てましたけどこれは予想してた以上に重い。

別段アプリが使えないとかではないのですけれども、とにかくやたらに動作が遅くてストレスフル。うぅむ、これはいよいよ Ubuntu デフォルト搭載の重量級デスクトップ Unity と袂（たもと）を分かつ時が来たのかも知れません。

・・・という訳で、Ubuntu を導入した時にインストールだけはしておいた軽量デスクトップ環境の LXDE に切り替える事にしました。こちらはかつての XP を思わせるシンプルな GUI で、およそストレスとは無縁な「軽快な使用感」が特徴的です。

ともあれ、これでまた Ubuntu から更に５年間のサポートが受けられる状況に。最初に Unity の鈍重な動きを見た時はどうしようかと思いましたが、デスクトップ環境の選択にこれだけのフレキシビリティがあるというのも Linux ならではのメリットなのでしょう。

とまぁそんなこんなで、久しぶりにみっちり PC のディスプレイと向き合っていた週末の夜だったのでした。