蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

歯医者さんの話 1

前回ここに書いておいた通り、昨日近所の歯医者さんへ行ってきました。

ずいぶん昔にも通った同じ歯科医院に予約を入れておいたのですけれども、当時2階にあった治療施設が1階に移っており、のっけからまるで浦島太郎の様な気分です。

待合室のソファで問診票に記入し、受付に提出してから更に待つこと暫し。10分程ボンヤリとTV画面を眺めていると名前を呼ばれました。

診察室に入り受診台の上に横になると、まずは口腔内の視診です。CCDの様なペンシル状のカメラで歯と歯茎を裏オモテ両側から撮影。たちまち設えられたパソコン画面上に画像が映し出されます。

それらの画像を見ながら口腔内の「外から見た状況」を把握したら、続いては「内側の状況」を見る為のレントゲン撮影です。

ややあってレントゲン画像が出来上がると、前回通院時に撮影した画像と見比べながら親知らずと隣接する歯の状態をチェック。お医者様曰く「親知らず自体はあまり今回の痛みとは関係なさそうですねぇ」と。

じゃあ一体原因は何だろう・・・と思っていると、満を持してのタイミングで院長先生の登場です。痛みの原因と思しき幾つかの歯に電流を流したり氷の棒を当てたりする内に、程なく何をしても反応の無い一本を発見。

「多分原因はこれだよ」という事で早速掘削開始です。かなり激しく掘り進んでいる様なのにちっとも痛くないなぁと思っていると、まるでこちらの心中を見透かした様に「全然痛くないでしょう?中の神経が死んじゃってる証拠ですよ」と先生。

取り敢えず今日のところは歯の上の方を削って、噛み合わせの時に上の歯と当たって痛まない様にしただけの応急処置。あとは鎮痛剤と抗菌剤を処方して頂き、本格的な治療は次回から・・・という事になりました。

それにしても、今回施して貰った処置と処方された薬の服用で、たちまち食べ物が(極端に硬くさえなければ)普通に噛める様になったのは驚きです。

いやこんな事ならもっと早く行っておくんだった・・・というのは、どこか具合が悪くなって通院した時に「毎回思うこと」ではあるのですけれども。