瑕疵
帰宅して PC を立ち上げメールをチェックすると、大手ショッピング・サイトから商品到着のメールが一通。
いそいそと駅前のコンビニエンス・ストアまで出向いて荷物を受け取り、取って返して早速開封し内容を検めてみました。
中から現れたのは先だって注文しておいた季語辞典。たくさん出品されていた中古品の中からセレクトしたものです。
堅牢な作りの外函から書籍本体を取り出してみると、気のせいか何だか装丁が私の知っているものとは異なっている様な気がします。
あれ?改版か改装があって旧版の方が届いたとかなのかな・・・と訝(いぶか)しく思いながらページを開いてみたところ、再びあれれれ?の事態となりました。
・・・「これ全然別の本だ」
外函は確かに注文した辞典のものなのですが、中身の方はタイトルも違えば編著者も出版社も異なる “全く別の書籍” です。これではどうしようもありません。
販売しているのは市井の出品者ながら、件(くだん)のショッピング・サイトの倉庫から出荷されている商品だったので、所定の手順に従ってそのまま返送手続きを。
結局、返品の手順を確認しマニュアルに沿って再梱包し、再びコンビニへ荷物を持ち込んで全ての処理が完了するまでに凡そ2時間ばかりを費やしてしまいました。
いやそれにしても・・・出品者→大手ショッピング・サイトという複数の流通デポを経ているのですから、その過程でせめて一度くらいは検品しておいて欲しかったなぁというのが正直なところ。
まぁ「他山の石」とすべき事例ではあったのですけれどもね。