蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

冬至の湯治

今日もまた本当に気持ち良く晴れ上がりましたが、冷たく乾いた空気とも相俟ってか、透明感のある空の青さが少しばかり眼に染みる様でもありました。

そうそう、今日12月22日は「冬至」です。では久しぶりに『気象科学事典』(東京書籍)から引用しておきましょう。

【とうじ】冬至 (winter solstice)

二十四節気の一つ。太陽が黄経270度を通る時刻。太陽暦で12月22日ごろ。北半球では、太陽の南中高度が最も低く、1年中で最も夜が長く、昼が短い日。「冬至冬なか冬はじめ」といい、寒さはこの日以降本番となる。

そう。本当の寒さはこの先新たな年が明けた1月2月にやって来るのですから、ヤッパリこの時分に柚子湯に浸かって全身の毛穴をキュッと引き締めておくのが、風邪予防には案外効果的なのかも知れませんね。

日中陽射しの中を歩いてから暖房の効いた建物に入っては汗を掻き、そのまま再び表に出ては急速に汗を冷やして震え上がりと、カラダの温度センサーがフル活動している分、気付かぬ内にきっとそれなりのダメージは受けているのでしょう。

いずれにせよ、この「冬至の湯治」とでもいうべきものは、色んな意味で“理に叶っている”のだ・・・とも言えそうです。