蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

眼鏡の話 3

初めての眼鏡を購入してからちょうど1ヶ月になったところで、手元専用の「読書眼鏡」を新調する事にしました。

前回は日常の全般的な利便性を考慮して「遠近用」を作っておいたのですけれども、この1ヶ月間着用してみてやはり読書時の視界の狭さが気になって来たのでした。

1本目を購入する際に、累進レンズの特性として近距離を見るためのゾーンは決して「充分な広さ」とは言えない・・・という説明は受けていたので、なるべく早い内にデスク用の眼鏡もこしらえておこうと考えていたのです。

今度は自宅や図書館での読書及び PC 操作という「限定された使用目的」が予めハッキリしているので、前回購入時には「次点」としておいた近所のチェーン店舗へ足を運んでみる事にしました。

お店に到着してみると、雨天にも拘らず既に3組ほどの先客がいらっしゃりなかなかの活況です。

ちょうど全ての店員さんが接客に掛かりっきりだったのを幸いに、店内に展示してあるフレームを端から順番に眺め、手に取り、試着してみる事が出来たのは「ケガの功名」といったところでしょうか。

30分ほど掛けて気に入ったフレームを3本ばかりリスト・アップしたところで、手の空いていた店員さんがタイミング良く声を掛けて下さいました。

来意を告げて、1ヶ月ぶりの “検眼ブース内の人” に。一連の検査を済ませた後は、レンズの選定に入ります。

度数を微妙に変えながら、「単焦点」と「近々用」のどちらにするかを決めるべく視線を動かしてみたり、テスト用の活字を近づけてみたり遠ざけてみたり。

最終的に自分のデスクワーク・スタイルには「近々用」の方が相応しいだろう・・・と結論付けて、次はフレーム選び。こちらは上述の通りあらかじめ候補を絞り込んでおいたので至ってスムーズな作業でした。

カウンターで支払いその他一連の処理を済ませた時には閉店時刻を既に15分ばかり過ぎていたので、完成品の受け取りについては後日改めてという段取りに。

さて、今日注文した眼鏡が出来上がるのはちょうど1週間後、8日の日曜日。レンズを選んでいる時点で明らかに手元の視界が広がるのを感じた程の大きな変化だったので、使い始めるのが今から楽しみです。