蒼風閑語

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フロストの全集

帰宅してPCを立ち上げてみると、大手ネット書店からのメールが一通。半月ほど前に注文しておいた洋書が届いた様です。必要事項をメモして早速近所のCVSまで受け取りに。

帰宅してから早速荷を解けば、中から現れたのは Edward Connery Lathem 監修によるロバート・フロストの全集 "The Collected Poems of Robert Frost" (Vintage Books) です。

フロストについてはこれも数年前にネット書店で買い求めた "Robert Frost's Poems" (St. Martin's Paperbacks) という選集を長らく愛読していたのですが、今回思い立ちようやく全集を入手したのでした。

選集の方には一作ごとに Louis Untermeyer による丹念な解説が添えられていましたが全集版はひたすら作品のみ。代わりに巻末には凡そ100ページ近くに渡って "Bibliographical & Textual Notes" 及び "Index of First Lines & Titles" が収録されています。

さてどこから読み始めましょうか・・・と目次を眺めながらつらつらと。やっぱり "Mountain Interval" かなぁ、それとも "A Boy's Will" から順番に?、いやいやもっとランダムに行き当たりばったりな愉しみ方でも。

・・・などとアレコレ読書計画を立てるまでもなく、たまたま開いたページに載っていた "Christmas Trees" から続く数篇を、すっかり時間も忘れて読み耽っていたのでした。

大好きな詩人が遺した作品の集大成なのですから、好きなところから読み始めるのが一番なのでしょうね。

The Collected Poems

The Collected Poems