蒼風閑語

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おわら風の盆

今日の朝刊の別冊に、越中富山の八尾町で毎年9月に行われている「おわら風の盆」と、高橋治氏の小説『風の盆恋歌』を紹介する特集記事がありました。

実は富山県には以前3年程住んだ事があるのですが、八尾町は何度も訪れていたにも拘らず、この幽玄で情緒溢れる祭りを実際に目にする機会には恵まれませんでした。

地元の方からは常々「もし観に来るなら未明の“夜流し”を観ないと駄目だ」と言われていたので、それなら土日がらみの年を選ぶか休みを取るか・・・と決めかねている内に時機を逸してしまったのです。

記事に添えられた美しい写真を眺めている内に自然や町並みや人々の顔が思い出されて、未読のままにしていた高橋氏の小説も読んでみたくなってきました。どうやら文庫本で手に入る様なので近日中に取り掛かってみようと思います。