蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

癇性気象

確か先月末までは「梅雨が明けない!」「冷夏に変更!!」と騒いでいたハズなのに、月が明けたとたん、今度はいっそ小憎らしい位に夏らしく蒸し暑い日が続いています。

こう極端な気象の推移を見ていると、何だか7月中の少雨・低温傾向をちとやり過ぎたと感じたお天気が「ほらよっ!」と一気に帳尻合わせにかかっている・・・ちょっとそんな気もして来る程。

ところで、去る8月1日付夕刊に掲載されていた“関東甲信やっと梅雨明け”という記事によると、これまでで最も遅かった関東甲信地方の梅雨明けは何でも「1982年の今日(8月4日)」だったそうで、今年は統計が残っている1951年以降では4番目に遅い記録なのだとか。

何れにせよ、少雨・渇水・日照不足・低温と不穏な状態が続いたところへ突然の大きな地震、更にそこへ追い討ちを掛ける様にやって来る猛烈な暑さに季節はずれの強い台風と、自然の巻き起こす獰猛(どうもう)な振る舞いには正に遠慮も会釈もありません。

最新の情報をいち早く入手して、自分の取れる対策を出来るだけ早い内に取る。それこそが私達にとって「何よりも肝要な事」なのかも知れませんね。