蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

木枯らし1号

朝からキリッと晴れ上がった水色の空が広がって、窓を開けると冷涼感と日なたの暖かさが適度に交じり合った気持ちの良い風が吹き込んで来ます。せっかくのお天気なのだからと午後から多摩川へ出掛けました。

家を出たときは少し肌寒いかなと感じましたが、わざと遠回りをして歩道に積もった枯れ落葉が靴の底でパリパリいうのを楽しみながら歩いている内に、額の辺りがうっすら汗ばむ位になっていました。

街中を散策している間は気付かなかったのですが、多摩川の土手を下りると河川敷を吹く風がとても強く、川面の流れは川下から吹く強風に煽られてほぼ逆流状態になっている程です。

今日の天気図の気圧配置を思い出しながら、これはひょっとして・・・と思っていると案の定、夜のニュースの気象情報では気象庁が東京で昨年より6日遅く「木枯らし1号」が吹いた事を発表したと伝えていました。

本格的な寒さの到来を告げる冬の風物詩の便りを聞いたところで、明日からは日中の気温もぐっと「冬らしく」なって来るとの事。冬本番に備えてそろそろ厚手のセーターやフリースの御用意を、といったところでしょうか。