エイプリル・ウェザー
一昨日は上着要らずのポカポカ陽気だったと思ったら、昨日は一転して冷たい雨の肌寒さ、そして今日の午後からはまたスッキリと穏やかな晴天・・・とまさに“エイプリル・ウェザー”を地で行く様な動きの早い空模様。
それにしても昨日の冷え込みぶりといったら、何だか暖かさに慣れた体に「喝」を入れられてしまったカンジで、夕方買い物に出た時には思わず手をコシコシと擦り合わせてしまった程。
ウェブサイト『気象人』で気温のデータを見てみると、土曜日の最高気温20.3℃に対し昨日は僅かに13.7℃止まりで、一昨日の最低気温(12.0℃)とあまり変わらない位の低さです。
で、明日はまた「天晴れ!」と扇を頭上に翳(かざ)したくなる様な上天気が予想されていますから、気温の方も再びグングンと上がって行くのでしょう。こちらは「ひと雨一度」の慣用句を裏切らない展開となりそうです。
“春がほかの季節ともっとも違うのは、気温の上昇が大きいことです。平均すると、一日に0.2℃ほど暖かくなります。一週間に一回か二回雨が降ると、雨が降るたびに気温が1℃くらい高くなるのです。このことから、「ひと雨一度」という言葉が生まれました。”
(大野治夫著『知ってるようで知らない「お天気」の本』〔PHP文庫〕より抜粋)
知ってるようで知らない「お天気」の本―「ところにより雨」って、どこに降るの? (PHP文庫)
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