蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

フライング・アロウ

今日4月20日は二十四節気の一つ「穀雨」でした。『国語大辞典 第二版』(学習研究社)には、“春雨が百穀をうるおす意”であると共に“春の季節の中の最後にあたる”ともあります。

言われてみれば、月が替わって皐月朔日の「八十八夜」を過ぎてしまえば、5日には新しい節気「立夏」となるのですから、暦の上ではもう“夏の始まり”という事になります。

改めてここに書き記すのも憚(はばか)られる程当たり前の事実に過ぎないのですが、要するに“この間明けたばかりの2008年も気が付けば既に3分の1近くが過ぎてしまった”という事なのですねぇ・・・。

やれお正月だ成人式だバレンタインだホワイトデーだ、梅だ桜だ新年度だ~~と右往左往する内にゴールデンウィークになだれ込み、結局種々様々な事柄に“本当に腰を落ち着けて”取り掛かれるのは5月の半ばも過ぎてから。

恥ずかしながら、この時期ようやく我に返ってお正月に立てた「年頭の計」を思い返したりするのが、すっかり例年の慣(なら)いとなってしまって久しい我が身・・・という事なのでした。