長月の朔日

今日から「長月」となり何となく気分も改まったところで、夏の空気の方も一掃されて少しは涼しくなるかと思いきや、気温も湿度も持ち直して再び蒸し暑さの戻った９月のスタートとなりました。

ここ数日の国内の気象災害に加え米国からは大型ハリケーン「グスタフ」の接近に伴う強制避難も伝えられており、今日は「防災の日」でもあるのだからニュースは防災一色かな・・・と思っていたら、夜になって突然湧いて出た政治関連の速報。

まぁちょうど９月の第一日目でしかも週初めの月曜日、新学期も始まる折だしという事で、内外諸般の事情に加えこういった重大な発表をするタイミングとしてはうってつけに見える“キリの良さ”があったのかも知れません。

それにしても約１５分余りの記者会見の中で最も印象的だったのは、ある記者が投げ掛けた、受けた御本人にとっては恐らく“あまり愉快では無かった”であろう最後の質問に対する回答。

「私は自分の事を客観的に見ることが出来るんです、あなたと違って。」

・・・殊更冷たく「あなたと違って」言い捨てた瞬間、氏の心の中には一体どんな風景が浮かんでいたのでしょうか。