蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

一般化学の古典

1月最後のウィーク・デイだった今日は、終日雨が降ったり止んだり。カラカラに乾いていた空気に潤いを取り戻してくれそうな、何だかホッとする感じもあった雨の一日でした。

さすがに「季節柄」とも言える冷たい雨ではありましたが、肌にも喉にも鼻粘膜にも優しげな久々の“お湿り”は、猛威を振るいつつある感冒の予防にもちょうど具合が良さそうです。

そんな断続的に降り続く雨の中帰宅してPCを開いてみると、大手ネット書店から「コンビニ受け取り」で注文しておいた本の“到着お知らせメール”が届いていました。

「金曜の夜に届くなんてラッキ~♪」とばかりに早速受け取りに行った一冊は、Linus Carl Pauling が1947年に初版を書き下ろしている一般化学の大著 "General Chemistry" (Dover) です。

かつては岩波書店から日本語版が上下巻で出版されていた様ですが、こちらは出版社品切れ状態になってから既に久しい模様。

恐らくは部屋の書架の最上段で大きな顔をしている Albert Messiah の "Quantum Mechanics" の隣に並べて、何かと参照頻度の高い "1,000 Page Twins" として長く親しむ事になるのでしょう。

General Chemistry (Dover Books on Chemistry)

General Chemistry (Dover Books on Chemistry)

 
Quantum Mechanics (Dover Books on Physics)

Quantum Mechanics (Dover Books on Physics)