蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

倉敷からの風

陽射しはそれなりに強いし雲が無いので紫外線も「素通し」という感じなのに、空気が乾いているせいか日陰に入るとほんのりと肌寒い・・・。

案の定と言うべきか日没後は体感温度もグン!と下がった様に感じられて、軽快な春の装いだと背中を丸めて手はポケットに突っ込んでみたり、ヒンヤリとした外気が入り込むのを厭(いと)って襟元を掻き合わせてみたり。

何となく足早気味に家に帰り着くと、ポストの中には例の如く郵便局からの不在通知票が一通。どうやら先日この欄でもお伝えしておいた岡山の古書店からの荷物が届いた様です。

早速最寄の郵便局に出向いてみると荷物を手渡されてまずビックリ。「ゆうメール」による送付だったのですが、宛名の脇には美しい図柄の切手が貼付されていてそれがとてもカラフルなのです。

いいなぁいいなぁと暫く梱包を眺めてから中身を検めてみると、商品のコンディションも大変に良好。手書きの伝票にも必要事項が端正な筆跡で丁寧に記入されておりまさに「好感度抜群」です。

商品の到着を知らせるメールを打つ手も思わず軽くなる程に、本当に気持ち良く“倉敷からの風”が吹いた心持ちになったのでした。