終日ミスティ

窓を開けると「ドドドッ」と音をたてて水蒸気が部屋の中になだれ込む気がして来る位、朝から晩まで終日“ミスティな”空気感で一杯の一日でした。

こんな日は“本とＣＤと淹れたてのコーヒー”のためにあるハズなのですが、何となく体を動かしておきたくなって午後から散歩に出る事に。

当然ながら傘は持って出たのですが、街行く人を見れば差す人と差していない人が入り乱れている感じ。実際オモテを歩いていると、傘を使っても使わなくても次第に体がジットリと湿って来る様です。

ふと視線を上に転じてみれば、大して遠くにある訳でもなくまた特別高くもないビルの上方までが、まるで高層ビルでよく見る様な具合にすっかり雲で覆われてしまっています。

足の向くまま多摩川の土手まで上ってみたのですが、今日はさすがに日曜ランナー達の姿もまばらです。

久しぶりに汗と湿気で“アゴの下がペタペタする感じ”を味わいながら、霧雨の中のウェットな散歩を早々に切り上げたのでした。

あ、そうそう。帰宅してから熱めのシャワーをサッと浴びたら、ことのほか快適だった事を「蛇足ながら」付け加えておきましょう。