蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

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昨日は冷たい風と雨が吹き荒れるちょっとした“冬の嵐”でしたが、今日は朝方から次第に雲が取れてお昼近くには気持ちの良い青空が広がりました。

陽射しが戻るに従い気温の方もグングン上がって、正午を過ぎる頃には湿度の高さも手伝って少しばかり蒸し暑さを感じる程に。

こんな日には・・・そう、ヤッパリ何を置いても神保町歩きです。気持ちいつもより早めに出掛けて、古書と一緒に明るい陽射しまで愉しんで来ました。

さすがに今日は人の出も多く、靖国通り沿いは本を求めに足を運んだ大勢の人で結構な混雑ぶりだったので、そちらはそこそこにして比較的静かな裏通りにあるお店を中心に。

そこはやはり古書の街というだけあって、“少し脇道に入った所にある雑居ビルの一室”などといった場所で商売をやっているお店だってちゃんとあるのです。

しかも、今日の様に頻繁に上着を脱ぎ着して“常に手が塞がっている”状態だと、棚を検分するペースも自然とユッタリめになって、これはこれでまた良いもの。

そういったところを何軒か回って落ち着いた風情と佇まいを満喫しておいてから、お馴染みの中古CD店で数枚のバーゲンLPを買い求め、陽が落ちてからもまだ何となく仄暖かさの残る中を帰途に付いたのでした。