蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

馴染みのお店

せっかくの土曜日なのですから、こんな日にこそPCショップでも覗いておくべきなのでしょうが、今日もやっぱり神保町の古書店街を歩いていました。

古本まつりやブックフェアでたくさん本を買い込んだおかげで、未読の本ばかりがやたらに溜まって行く一方なのですが、たとえ買うものが何も無くても“ただ歩いているだけ”で愉しいのがこの街の特徴です。

それに実を言うと、毎週顔を出していたある馴染みのお店が残念なことに今月一杯で閉店するという事なので、ここはやはり用事の有無に拘らず訪れて、出来るだけそのお店を見ておきたい気がしているのです。

このお店を象徴する“白地に黒の水玉模様”が大胆にあしらわれた特徴的なブックカバーが、もう二度と見られなくなってしまうかと思うと本当に残念。

私自身は、毎週顔を出しているくせに実際本を購入するのは数ヶ月に一度という“冴えない客”に過ぎませんでしたが、ここで入手した古書籍はお世辞でなく本当に良書ばかりであったなぁと思っています。

現在単刊書は1冊300円、揃物は表示価格の半額という処分値で最終セールを実施なさっています。もし今月中に神保町に行かれる機会がありましたら、是非靖国通り沿いの「巌松堂書店」さんに立ち寄ってみて下さいませ。