蒼風閑語

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C言語超初心者編

『Cの絵本』(翔泳社)を読み終える少し前に神保町の古書店で見つけて買い求めていた、林晴比古氏2004年の著作『新訂・新C言語入門:スーパービギナー編』(ソフトバンク・クリエイティブ)を読了しました。

著者御自身は「まえがき」で本書のコンセプトを “C言語セミナー紙上1日コース” と記しているのですが、仮に『パソコンプログラミング入門以前』(毎日コミュニケーションズ)が「オリエンテーション」で『Cの絵本』を開講前の「体験授業」とするならば、本書はさしずめ「第1回目の講義」といったところでしょうか。

『Cの絵本』は直観的な理解を促すために徹底した “イラスト中心主義” が貫かれていた事もあって、却って「そこはもう少し説明して欲しいんだけどな~」と思わされたところも少なからずあったのです。

本書ではその欠けていた “コトバによる説明” が非常に過不足の無い形で実現されており、これでようやく「C言語のアウトライン」みたいなものがおぼろげに掴めて来た感じがしています。

ただし同時に、目で読むだけで済ませていられるのは本書程度の記述レベルが限界の様な気もしていますので、次はいよいよ少しばかりキーボードでも叩き始めてみようかと考えているところです。

プログラミングの手習いも、ついに “実技込み” の段階に突入です。

新C言語入門 スーパービギナー編 (C言語実用マスターシリーズ)

新C言語入門 スーパービギナー編 (C言語実用マスターシリーズ)