蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

スペイン語のこと

今日は午前中が概ね晴れで午後からは曇りがち・・・といった空模様でしたが、空気の冷たさは相変わらずで随分と冷え込みが厳しくなりました。気象庁のデータによると最高気温が8.1℃で最低気温は1.8℃、湿度の方は終日ほぼ20%台で推移しており空気は再びのカラカラ状態です。

そんな寒冷な「桃の節句」に読み終えた一冊は、興津憲作氏1998年の著作『すぐ使える実用スペイン語会話』(南雲堂フェニックス)。昨年暮れにネットのバーゲンブック・フェアで買い求めていたもので、読了したスペイン語の入門書としてはこれが4冊目になります。

振り返ってみれば、最初に選んだのは東谷頴人氏の『はじめてのスペイン語』(講談社現代新書)で次に取り組んだのが瓜谷良平氏の『スペイン語の入門 改訂版』(白水社)、続いて大岩功氏の『やさしいスペイン語文法』(三修社)を読み終えてその後が本書という具合。

元はと言えばスペインや中南米などで作曲されたギター音楽のカッコ良さに魅了され、続いてそれらの作品に付けられたタイトルの美しさにも引かれて「どんなコトバだろう」と興味を持ったのがそもそものキッカケだったのです。

そこでまず目を通してみた東谷氏の著作が典型的な “前半が易しくて後半は急に難しくなる” 本だった事もあって、逆に「この難しい部分をもう少し詳しく勉強してみようか」という気になったのでした。後は語学の常として、一旦始めてしまえば少しずつ語彙や文法の知識が増えて行くのが面白くてずっと学習を続けているという次第。

しかもスペイン語という言語自体がこの東谷氏の本同様、入り口の敷居は低いけれども始めてみればどんどん難しくなって行くという性質のもの。これらの複雑怪奇さに比べると、英語などの持っているシンプルさは実際特筆に価するものなのだという事が良く判ります。

さぁ、次はいよいよ待望の『中級スペイン文法』(白水社)に取り掛かる予定です。

すぐ使える実用スペイン語会話

すぐ使える実用スペイン語会話