蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

音楽さたでい

今日はいつもの様に神保町を歩いていたのですけれども、大きなイベント続きで未読の本が溜まっているので古書店は様子見程度に。

こんな時こそ・・・という訳でもないのですが、結構久しぶりの様な気がする“楽器店と中古盤店をメイン”にしての街歩きです。

楽器店は幾つかの大型店の打楽器フロアをハシゴして、アクセサリー類を中心に眺めながら何か面白いものはないかとウロウロ。

近々必要になるかも知れないマレットにある程度目星を付け、パーカッションにも一通り目を通したところで楽器店巡りは取り敢えず終了。続いて中古盤店へと足を延ばします。

まずはジャズ専門のお店を覗いてフュージョン、ラテン、ブルーズ、ファンク、ソウルの類をチェック。久しぶりなので品揃えもガラリと変わっていて新鮮です。

ややあって、あれこれ目移りしながらも選ぶ事にしたのは、ロバータ・フラック1982年のアルバム『アイム・ザ・ワン』と、バーナード・エドワーズ1983年のソロ『グラッド・トゥ・ビー・ヒア』という2作品。

ロバータの方は言わずと知れた名盤ですが、バーナードの『グラッド~』でドラムズをプレイしているのは、大好きなドラマーの一人であるヨギ・ホートン!コレは嬉しい発見です。

良質な2枚のアルバムを手にした余勢を駆って、次はクラシック専門店にも足を運んでアレコレと物色すること暫し。

こちらではブダペスト弦楽四重奏団によるベートーヴェンと、ルービンシュタインによるシューマンをチョイスしておきました。これは両方ともやや古めの録音で、グッと渋めのセレクトと言えるでしょうか。

4枚のLPを小脇に抱え、とうとう降り始めてしまった雨の中を、それでも意気揚々と帰途についた霜月最初の土曜日だったのでした。

グラッド・トゥ・ビー・ヒア

グラッド・トゥ・ビー・ヒア