蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

師走

師走2日は冷たい雨の金曜日でした。こんな日はフラフラと寄り道したところで大抵ロクな事はありません。

そこで今日は何もせずに真っ直ぐ帰宅して、久々にドラムの手入れをすることにしました。十数年ぶりに現場で使おうというのですから、事前のメンテナンスは必須です。

まずはシンバルをケースから取り出してポリッシュをかけたり乾(から)拭きしたり。スタンドを1本用意して磨き上がったものはそっと叩いてチョットだけ音出し。

続いてはスネア・ドラムを解体して、金属パーツには適宜注油をしながらピカピカになるまで磨き上げ、ヘッドも再度張り直してチューニングも仕上げます。

これもスタンドを立てて音出しをしてみたくなりますが、さすがにスネアをスティックで叩くとかなりの音量になるので、ここは指先で軽く打面をノックするだけ。

それからバス・ドラム用のフットペダルを引っ張り出してホコリを払い、駆動部分にグリスを塗ったり薄いオイルをスプレーで噴き付けたり。ちょっとした調整の違いでも違和感を感じ易いパーツなので、スプリングのテンションなどやや念入りに。

今日のところは取り敢えずここまで。楽器を殊更丹念に磨いていると「早くこれを思う存分に鳴らしたい」と、演奏に対するモチベーションまで上がってくるから不思議です。

さぁ、明日はハードウェア類にも手を広げる事にしましょうか。本当に久方ぶりの“ドラムズと語らいながら”の師走のスタートです。