文月の出逢い
今日の東京地方は日中の最高気温が30℃を超えて「真夏日」となりました。
しかも終日南風が吹いて湿度も比較的高めだったこともあって結構な蒸し暑さ。夏本番へ向けての「先触れ」と言っても良さそうな一日だったのではないでしょうか。
そんな中今日は帰宅途中に神保町まで足を延ばして中古盤屋さんをひと巡り・・・というか、残念ながら古書店の営業時間には間に合わなかったので“次善の策”として。
それでも幸いな事にちょうど「100均セール」の開催中だったので、LPを4枚ばかりチョイスしてみました。エリック・クラプトンの古いライヴ・アルバム『E.C.ワズ・ヒア』、ローリング・ストーンズの『ダーティ・ワーク』、ブライアン・アダムズの『イントゥ・ザ・ファイア』にミッシング・パーソンズの『ライム・アンド・リーズン』。
特にミッシング・パーソンズについては、CDもとっくのとうに廃盤で現在では入手困難となっている一枚とあって、ここで出逢う事が出来たのはラッキーです。
続いて店内のクラシックフロアに足を進めてみると、オペラ・コーナーでガーシュウィンの歌劇『ポーギーとベス』のヒューストン・グランド・オペラによる全曲盤(RCA)を見つけました。
マゼール盤と並んでこの歌劇の全曲録音としては「双璧」とされている名盤ですから、コレは是非とも聴いておかねばなりません。しかも値段を見れば歌詞対訳付の国内盤3枚組だというのに、ややや・・・安い!
オペラ全曲盤のCDをカバンの中に、ロックのLP4枚を小脇に抱えて、蒸し暑さもすっかり忘れて帰途についた文月の夜でした。