蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

青空と満月と古書と

帰宅途中にふと夜空を見上げると、それはそれは見事な「十五夜の月」がポッカリと。今日は今月1回目となる満月の夜でした。

一日の終わりにもうひと汗掻いておけ・・・とばかりに、隣駅で途中下車して15分ばかり“月夜の散歩”を愉しんでみたのです。

出来るだけ車の通らなさそうな裏道を選んで、文字通り“お盆のように”丸い月を眺めながら歩いていると、汗は掻いていても何となく涼やかな心持ちになって来るから不思議です。

煌々と輝く月を充分に堪能してから帰宅すると、ポストの中には先日ネットで注文しておいた古書籍が1冊。

大阪の有名な老舗古書店からの荷物だったのですが、オリジナルの栞を添えた上にお店の包装紙できっちりとラッピングして届けて下さるという実に手厚い梱包ぶり。

包みを解(ほど)いて内容を検めてみたところ商品のコンディションも概ね良好で全く問題ありません。この書店を利用するのは今回が4度目になるのですけれども、毎回満足度の高い取引が出来ている気がします。

暑くはあっても日中は抜ける様な青空、夜は美しい月を心行くまで愉しんだうえ良書との出逢いまであって、中々に良好な葉月のスタートとなりました。

それにしても、何とも良い月夜です。