蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

アパレル・ショップで

今日は土曜日恒例の神保町歩きをお休みにして、近所にある大型衣料品店を訪ねました。

夏物衣料の買い足しが目的だったのですが、久しぶりに訪れるアパレル・ショップなので何だかアレコレと目移りしてしまいます。

ちょっと気に入った感じのシャツがあったのでフロアを回遊している店員さんを捕まえて在庫状況を尋ねてみると、彼は手に持った小さな端末をしばし操作してから「残念ながら本日当店の在庫は0になっております」という応(いら)え。

感心して「へぇ~、その端末ですぐに在庫確認できるんだ」と再度尋ねると、「そうなんですよ」と笑顔で液晶画面を見せて下さいました。見れば指定したアイテムの希望サイズの欄には確かにクッキリと「0」の刻印が付いています。

ただしこれは実際にレジを通ったPOSデータを反映しているので、在庫が「1」とか「2」とかいった僅少量の商品については、既に店内で買い物途中のお客様のカゴの中に入っている可能性もあるのだ・・・とか、そんな事まで丁寧に教えて頂きました。

そこまで懇切に対応して貰えると、さすがにじゃあヨソで・・・とはいかないもの。同色で違ったテイストのシャツを選んだのはもちろん、今日の購入予定には入れてなかった商品まで買い求めていました。

もちろん大した購入金額ではなかったのですが、代替品に手を伸ばすのももう一品の購入を促すのも、ひとえに店員さんの対応如何にかかっているのだな・・・と改めて感じ入った次第。

さすがに世界最大手とも言われる大型衣料品店。どうやら接客の質も手法も、他社とは一味も二味も違っている様です。