蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

霜月の朔日

ああ気持ちいいなぁ・・・と機嫌よくオモテを歩いていた月はじめ。アメダス・データによると今日の東京地方、日中の最高気温は21.5℃と“暑くなく寒くなく”良好なお日和でした。

日が沈んでからも、ジッとしていると冷え込んできますがテクテク歩いているとヒンヤリとした夜気が気持ちいい感じで快適です。

じゃあ今夜は我が家までお月見がてら夜の散歩でも愉しみましょうか・・・などと思いながら歩いていた帰宅途中の駅の中。急ぎ足の女性が追い越しざまに私の靴のカカトを踏んづけて行きました。

まぁ混雑した駅の中ではよくあるアクシデントですからその時は大して気にも留めずにいたのですが、それからしばらく歩いていると何だか足元からパコパコと妙な音。

しかも歩くときの感触が何となく普段と違う感じです。おかしいなぁと思って靴を脱いでみると・・・やややっ!

革靴の結構ゴツいソールの部分が、カカトから土踏まずの辺りまでパックリ剥がれているじゃありませんか。そう、先程後ろから踏まれてしまったところです。

朝晩の改札口でカカトを踏まれることなど実際日常茶飯事ですが、お互いがそれなりに早足だと、当たりどころによってはこんな事にもなるのですねぇ・・・。

それにしてもまだ買って半年程にしかならない靴。いくら何でも処分してしまうには早過ぎるので、これは週末にでも修理屋さんに持ち込んでみることにしましょう。

一日の終わり近くにちょっとだけミソがついてしまった「霜月の朔日」だったのでした。