古本まつり最終日
神保町で開催中の「神田古本まつり」は今日が最終日。初日と水曜日に顔を出して良い出逢いが沢山ありました。
あまり未読の本ばかりが増えてしまっても困るので、今日はお散歩がてらの冷やかし半分のつもりでブラブラと。
ユックリ15時を回った頃に靖国通りへ到着すると、好天に恵まれたせいもあってかなりの人出で賑わっています。
こりゃスゴイや・・・と人様の肩越し頭越しに本を眺めつつ沿道を歩いてみれば、やっぱり気になる本が次々現れます。
とあるお店では、岩波書店の“新日本古典文学大系”から『芭蕉七部集』が出ているのを見付けて、これはラッキ~!とワンコインで。
閉会時刻の18時近くになってから覗いた馴染みのお店では、200円均一の棚から1冊抜いて店員さんに手渡すと「あ、それもう100円でいいですよ」と嬉しい一言。
ここでおコトバに甘えているだけでは何だか申し訳ないので、じゃあこれも・・・と初日から気になっていた自然科学史をテーマにしたヴィジュアル・ブックを併せて持ち帰る事にしました。
A4判ハード・カバーの大型書籍上下2巻組がほぼ相場通りの2000円。追加で差し出せば「んー、これは1500円にしときましょう」と更なる太っ腹ぶり。シアワセです。
散歩がてらに訪れたつもりが、ズッシリと重くなったカバンを抱えての帰宅となった霜月の土曜日だったのでした。