蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

霜月の小嵐

今日は特に夜になってから、まるで嵐の様に激しい雨が降りました。風が強かったせいもあってか横殴りに吹き付ける大粒の雨はまるで台風並み。

昨日の予想天気図で南北に伸びる「3段低気圧」の姿を見て、そこそこシッカリした雨になりそうな気はしていたので外出の予定はキャンセルして家で大人しくしていたのですが、こんな季節外れの小嵐になるとは思いませんでした。

それでも夜9時を回る頃にはパッタリと止んで、先程までの荒れ具合がまるで嘘だったかの様に静かになりました。

そこで改めて気象庁アメダス・データを見てみると、あれれ?一番たくさん降っていた20時台でも1時間降水量は19.5ミリ。気象庁の予報用語だと「強い雨」ですらなく「やや強い雨」の範疇です。

外灯に照らされた街路樹の枝が大きく揺れ、窓に当たる雨粒の音がバチバチ聞こえていたせいで、実際よりも強い雨だと感じたのかも知れません。

それにしても、雨が止んだ後の街はまるで「台風一過」のような気持の良い空気感で、土曜の夜だというのに殆ど人が歩いていないところも、やっぱり嵐の後の風情だったのでした。

さて、明日は一転して昨日までと同様に上天気。最高気温の方も17℃と予想されています。どうやら爽やかな秋晴れが楽しめるステキな日曜となりそうです。