チェリビダッケ/1990年
先日買い求めたチェリビダッケの本を読む時にちょうど良いBGMが何かないかな・・・と神保町の中古盤屋さんを覗いてみました。
チェリビダッケを読むからといって何も彼自身による演奏を聴かなきゃならないという訳でも無いのですが、読んでいる内にアレもコレもと聴きたくなって来るに違いありません。
それにしても、ではチェリビダッケを・・・と思って改めて店内を見渡すと、彼の演奏を収めたCDというのは国内盤・輸入盤・メジャーレーベル・マイナーレーベルと店頭にあるものだけでも実に様々。
しかも様々な趣向で編集されたボックス・セットなども、一体どれだけあるんだという位大量に存在する上、更に現在でも続々と新しい録音や旧作のリイシューがリリースされています。
思えば1997年に彼の死後初めての正規盤がEMIから発売された時には、1枚1枚をまるでしゃぶり尽くす様に何度も何度も聴いていたものでしたけれども・・・。
そんな感慨に耽りながら店内の品揃えを眺めて、今日は1990年東京はサントリーホールに於けるブルックナー『交響曲第8番』のライヴ録音を持ち帰る事にしました。世評の高いCDですが未聴のままだったのです。
さて、この録音についてはすぐにも聴いてみたいところなのですが、ここはチョット我慢して件(くだん)の書籍を読み始めた時に併せて開封する事に致しましょう。
せっかく選んだ名演奏、出来るだけ期待感を高めてから聴いた方がいいに決まってますものね。