黄金三星(くがにみちぶし)
晴れた夜空にオリオン座がよく目につく季節になりました。
オリオンが締めている帯の部分に当たる「三つ星」は、一番明るい真ん中がアルニラム、二番目に明るい左側のアルニタク、そして最も暗い右側をミンタカと呼ぶのだそうです。
そして沖縄ではこの三つ星を「黄金三星(くがにみちぶし)」と呼んでいるのだ・・・という事を、私はこの曲から教えて貰いました。
暖かくして星空でも眺めながら聴いてみて下さい。りんけんバンド1992年のアルバム『アジマァ』のラストに収録されている名曲です。
「黄金三星(くがにみちぶし)」
”果(は)てぃ知らん天(てぃん)ぬ 広(ひろ)がいぬ中(なか)に
明々(あかあか)と照(てぃ)ゆる 黄金三星(くがにみちぶし)
午(うま)ぬ方(ふぁ)ぬ彼方 島(しま)ぬ中空(なかずら)に
黄金三星(くがにみちぶし)ゆ 拝(うが)む嬉(うり)しゃ
まくとぅ神々(かみがみ)ぬ あぬ星座(ふし)にいめら
島(しま)とぅとぅみ果報(かふう) 御願(うにげー)さびら
果(は)てぃ知らん天(てぃん)ぬ 広(ひろ)がいぬ中(なか)に
明々(あかあか)と照(てぃ)ゆる 黄金三星(くがにみちぶし) ”