蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

ワインのはなし

近頃我家の食卓に必ずと言って良い程上っているのが、スペインはフェリクス・ソリス社の赤ワイン「ディエゴ・デ・アルマグロ」です。

1本1000円前後で手に入る普段飲みのテーブル・ワインは、安くて美味しい「掘り出し物」を探し見付ける楽しみがありますが、この赤ワインはここ半年程愛飲しています。

以前はある銘柄のイタリア・ワインを長く飲み続けていたのですが、残念ながら輸入元が無くなってしまい入手が困難になったのを期に新しいものを探していたのでした。

普段飲みなのでなるべくサッパリとしてどんな料理にも合わせ易いものが良いのですが、だからといって味わいが淡白過ぎるのも面白くありません。

どこでも手に入るフランス・イタリア・オーストラリア・チリ辺りのものをアレコレ試している時に、とあるスーパーのリカー売り場で見付けたのがこのワインだったのです。

現在3種類ある「ディエゴ・デ・アルマグロ」の内の「クリアンサ」と「レセルバ」がレコメンドされていたので、両方飲み比べてみた結果現在は専らローエンドの「クリアンサ」を愉しんでいます。

「レセルバ」に比べると「クリアンサ」の方がややスパイシーで明るい印象なのですがシッカリとした芯もあり、普段飲みのテーブル・ワインとしてはこれ以上ない位の絶妙な味わいです。

・・・と言ってもそこは主観で決まる味覚とあって、好みについては人それぞれ。誰にでも美味しいですよ!とはなかなか言いにくいのが「口に入るもの」の難しいところではあるのですけれども。