蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

XPつれづれ

今日の『朝日新聞夕刊』第1面には「XP 機お役御免」という見出しと共に、富士通のリサイクルセンターに運び込まれた大量の Windows XP 搭載パソコンの画像が掲載されていました。

どうやら消費税増税前の駆け込み需要と XP サポート切れのタイミングが重なったため、3月頃から廃棄されるパソコンの量が急激に膨れ上がっている模様です。

これらの中から何割かはリフレッシュトPCとして再び市場に出回る事になるのかと思うと、中古PCの売り場にはしばらく注目していた方が良いのかな・・・という気がして来ます。

そういえば、ここ数日の間に報道等で目や耳にした XP のサポート終了に関するコメントには実に様々なものがあって、それはそれでまた面白いものでした。

大抵は「まだ使えるものを何でパソコン会社の都合だけで・・・」といった恨み節に対して識者の方が「いやパソコンの世界で10年以上も前のOSを使うというのは、自動車で言えば50年前に買ったクルマで今も高速道路を走ろうとする様なもので・・・」といった説明をするのが定番。

人によって様々な「モノに対する考え方」の違いが如実に現れる感じがあって、これはなかなか面白いなぁ・・・と思わずにはいられなかったここ数日間でした。

それにしても私の Linux 環境も今日でようやく20日ばかり。基本的なルーティン・ワークについては次第に慣れて来つつありますが、作業はまだまだ GUI 中心です。

せっかく Linux を使い始めたのだから・・・と、マニュアル片手にぼつぼつ端末に向かってコマンドも打ち始めていますが、まだ GUI で済むなら GUI だけで済ませてしまってますねぇ。

GUI があるならそれでもイイけど作業の根幹はあくまでも CUI ベースで・・・というのが理想。いやまだまだホントに遠い道のりですけれども。