プレイヤーこもごも
最近 Linux 上で使用する音楽プレイヤーについては DeaDBeeF と Clementine の併用という形で対応しています。
DeaDBeeF は軽量シンプルで安定感抜群。ファイルの再生でもリッピングでも不具合を起こした事が無いのですが、CDを再生する際にアルバムの楽曲データを取得するのが恐ろしく不得手なのです。
CDDB の設定をどう工夫しみても表示されるのはまず "Unknown" の文字。まぁ手打ちでデータを書き込んでやれば良い事なのですけれども、曲数が多いと結構な手間になってしまうのは確か。
しかも GUI が1ペイン構成で、曲のデータはディレクトリから引っ張って来るしか無い・・・というのも不便といえば不便。やはり2ペイン以上あってドラッグ&ドロップするだけでOK!というのが望ましいところ。
一方の Clementine はここをクリアしており、実に使い易い2ペイン構成。アルバム・ジャケットも簡単に表示出来るしレベル・メーターも付いていてなかなか良いのですが、こちらはどうしてもCDを認識する事が出来ません。
強引に読み込ませようとすると、CDの音楽データをバッファリングして WAV ファイルに変換しながら再生してみたりする始末。
加えて割と派手目の GUI のせいかやや動作が重いのと、ちょっとした事で誤作動を起こしたり固まってしまったりするのが困った点です。
・・・なので現状は、主に CD からのリッピング(強力!)とそれに伴う作業に DeaDBeeF を、単に音楽ファイルを聴いて愉しむだけの時には Clementine を、という使い分けをしている次第。
う〜む、やはりプレイヤーだけは Windows アプリの foobar2000 が恋しくなって来ますねぇ・・・出ないかなぁ、Linux 版。