蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

続・マーラーの夜

昨夜新聞記事に触発されて俄かにマーラー交響曲第6番『悲劇的』を聴いたところ、どうやら“クラシック耳”というか“マーラー耳”が起動してしまった様で、今日は夕食の後改めて聴き直してみる事にしました。

昨日聴いたのがクーベリック指揮バイエルン放送交響楽団によるややアッサリめの演奏だったので、今日は正調とでも言うべき“重量級演奏”をまずは3点選んでみます。

 ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団

 ・セーゲルスタム指揮デンマーク放送交響楽団

 ・テンシュテット指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

さてどれにしようかな・・・と暫し迷って選んだのはテンシュテット1983年のスタジオ録音でした。これはとても重厚な名演奏なのですが、同じ組み合わせによる1991年のライヴ盤よりもやや明るい感じがあって比較的良く聴くCDなのです。

・・・などと言っている内に、第6番はとうに終わっていつの間にか続く第7番『夜の歌』まで終わろうとしています。しかも明日聴くつもりの『大地の歌』と第8番『千人の交響曲』を物色して既に目がCD棚の上を泳ぎ始めています。う~む、こんな筈じゃなかったんだけどなぁ。