蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

皐月の好日

朝、カーテンを開くと明るい陽射しと抜ける様な青空、窓を開けると一気に流れ込んでくる爽やかな初夏の空気、何とも絶好のお出掛け日和です。

時折窓の外に目を遣りながらいつもの様に新聞とラジオとコーヒーで午前中を過ごした後、午後は小さな鞄に読みかけの本やちょっとしたものを詰め込んで八王子市の郊外まで足を伸ばしました。

京浜東北線を川崎まで下りたら南武線に乗り換えて分倍河原までは各駅停車で。そのまま京王線に乗り換えて高尾山口の手前辺りまで、乗車時間にして凡そ2時間弱の電車の旅です。

現地で普段メールの遣り取りしかしていない古い友人と久し振りに会って、食事を共にしお酒とおしゃべりを愉しみながら時を過ごしていると、あっという間に夜の帳(とばり)が降りてきます。

「草木が繁茂し天地に充満する時分」といわれる二十四節気のひとつ「小満」よりも1日早い今日、これ以上は望めない程最高のコンディションの下で旧交を温める事が出来たのでした。