明日は「大暑」
「大暑」
・・・この字面を眺めているだけでもう「君がヤル気充分なのはよ~く解った」とか何とか適当なコトを言って早々にお引き取り願いたくなるカンジ。
国語辞典を開くと“1年中で最も暑い時期といわれる”などと言わずもがな(言うまでも無い)の語釈が載っていたりするのですが、そんなの字を見りゃ判るじゃん・・・とこれまた言わずもがな(言わなくて良い)の憎まれ口を叩きたくもなろうかと。
まぁ与太を言っても詮無いばかり。今日は連休最終日だし折角のいいお天気なのだし、何より「海の日」なんだから海岸とは言わずとも水辺の近くにはいたいよね・・・と午後からは多摩川までのお散歩を愉しむ事にしました。
薄雲の向こうから照り付ける陽射しは思った程強烈なものではなく、河川敷を吹き渡る風も意外にドライな感じで適度な涼感を含んでおりなかなか快適な環境です。
ペットボトルのお茶を飲み飲みしばらく川縁を散策した後は、土手の中腹に腰を下ろして、本棚から抜き出して来たR.B.レートン氏の『現代物理学概論』(岩波書店)を拾い読み。
いつしか夢中になって一つの章を読み切る内に、暮れなずむ夕陽を一身に浴びていた連休の終わりでした。