砂時計とセレナード
今日も朝からキレイに晴れ上がって、とても気持ちの良い“冬土用の入り”となりました。
「立秋」前の「夏土用」の場合と同様に、これから「立春」までの18日間が寒さの最も厳しい折、という事になります。
・・・が、今日は先週末に比べると随分暖かく感じられました。表を歩いていても手袋は必要無い位だし、暖房の効いた建物に入るとたちまち汗ばんで来る程。
こんな日はゆっくりと散歩でもするに限ると思い立ち、午後からは多摩川の河川敷をいつもより時間を掛けて散策していました。
そうそう、帰りには近所の中古雑貨屋さんに立ち寄って、その佇まいが何週間も前から気になっていた砂時計と、モーツァルトの『ポストホルン・セレナード』の古い録音を復刻したCDを購入したのですよ。
バリリ四重奏団とウィーン・フィルの木管グループに2本のトランペットとティンパニを加えた“縮小版ウィーン・フィル”の奏でるアンサンブルは、モノラル録音ながらまさに「優雅」の一言。
買ったばかりの砂時計を意味も無く何度もひっくり返しつつ、古き良きウィーンの調べに耳を傾けていた“冬土用の夜”だったのでした。
- アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー木管グループ,モーツァルト,バリリ四重奏団,リューム(オットー)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る