蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

秋味の雨風

今日は朝朝の内は強い陽射しで結構暑くなりそうな感じだったのですが、正午を待たずに空全体が白っぽくなって来たと思う間も無く風が強くなってグッと涼しげな雰囲気に。

昨日や今朝の気象情報では「夜には雨が降り始める」という事でしたが、午後の早い時間には既にパラパラとしたにわか雨。しかもずっと吹き続いている風の感触が明らかに「冷たい」のですね。

夕方所用を終えて出先から自宅近くまで戻ったところで「待ってました」とばかりに今度は大粒の雨が本格的な勢いで降り始めたのですが、ギリギリのタイミングで家に駆け込んで、何とか折り畳み傘を開かずに帰宅する事が出来ました。

少しばかりあれやこれやと片付け物をしながら、時々窓の外を眺めては雨足の弱まる頃合いを見計らって、今度は大きな傘を用意して近くの小学校まで投票に。

無事に一票を投じた帰り道には古書店の均一棚から野上彌生子全集を一冊買い足して、清涼感一杯の雨を何となく心地良く感じながら帰途に付いたのでした。

明日ははや「葉月の晦日(つごもり)」です。