蒼風閑語

ll_bluewind_llのひねもすのたりのたり

秋・古書の街

今日は格別にコレといった目的も無く、何となくいつもの様に神保町をブラブラ歩きしていました。

こういう日には普段行かないお店を覗いてみたり、行き付けのお店でもあまり目を遣らない棚を眺めてみたりと、新たな発見や出逢いの機会が増えるもの。

今日もメインに見て回ったのはいつも眺めている理工系の書架ではなく、どちらかと言えば人文系の品揃えに重きを置いているところ。お店の佇まいはもちろん書架の顔付きなども、見慣れているものとは異なる風情で何だか新鮮です。

こうやってちょっとした「新規開拓」めいた事をしてみると、改めてこの街の広さと古書店数の多さを実感して少しばかり呆然とした心持ちになったり。

そういえば今月末から来月頭にかけては、毎年恒例の「神田古本祭り」や「神保町ブック・フェス」も開催される予定です。

ビッグ・イベントに備えて財布の紐も少し締めておかねばと、いつに無くジックリ目の棚検分と美味しいコーヒーを愉しんだだけで、にわか雨の降り始めた古書の街を後にしたのでした。